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2017年のAPEC、世界の投資貿易に転換点    
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2017年のAPEC、世界の投資貿易に転換点 ベトナムのAPEC実業家コンサルティング協議会のホアン・バン・ズン会長 (写真:VCCI)
Feb 21 2017

この間、中部カインホア省ニャチャン市でAPEC=アジア太平洋経済協力会議の第1回SOM=高級実務者会合の枠内の一連の会合が行われています。これらは2017年のAPECの幕開けであり、「共通の未来を培う新しい原動力づくり、」をテーマにした2017年のAPECの諸活動の方向を定めるものとなっています。

第4次産業革命が進められている背景の中で、試練変動が増し、世界各国の経済に大きな影響を与えています。2016年、世界経済の伸び率は2・2%にとどまり、2008~2009年期の金融危機以来、最低となりました。一方、グローバル化による恩恵は各地域に均衡配分されなかったことから貿易自由化への反対の動きが高まっており、多くの国は保護主義貿易の措置の導入を進めています。こうした中、2017年のAPECは「新しい原動力をつくり、共通の未来を培う」をテーマにして、新しい時期に新しい成長の原動力をつくるという加盟21カ国の共通の願いを示しました。

APECの効果的かつ実質的な協力へ

国内と国際情勢が迅速に変化している中、ベトナムは2017年のAPECの優先課題として、効果的かつ実質的な協力の促進、2020年までの投資貿易自由化に関するボゴール目標の達成などを掲げています。また、ベトナムは加盟諸国と一緒に持続的な成長や創造の促進、小企業の競争力の向上、結合の強化、格差の是正、食糧安全保障の確保に取り組んでいます。APECのSOM会合に出席しているペルー代表団の団長ラウル・サラザ氏は次のように語りました。

(テープ)

「これらの優先課題は極めて重要だと思います。第一は新しい技術やアイディアを適用することです。ベトナムは優先課題を正しく選びました。また、食糧安全保障の確保が優先課題に位置づけられたことも高く評価されます。これは新興国にとって重要な問題だからです。」

ベトナムが打ち出した2017年のAPECの優先課題は加盟諸国の関心事に合致したことから、APEC内のコンセンサスが図られました。2回にわたり金融危機が終息後、新しい成長の原動力を探るのは必至の問題となり、その中で女性実業家が営む企業をはじめ、中小企業の競争力の向上は新しい原動力の一つです。そのため、ベトナムが提唱した2017年のAPEC枠内で行なわれる「女性実業家との政策対話」は加盟諸国の関心と支持を得ています。これはデジタル世代、とりわけ中小企業の発展における女性の役割の発揮に寄与するとしています。APEC事務局のアラン・ボラード事務局長は次のように語りました。

(テープ)

「APECは労働力への女性の参加を期待しています。APECは女性に対する支援政策や有利な条件づくり、また、地域の包摂的な発展などについて触れました。発展途上国の支援に集中し、女性や小企業の財源の活用を目指しています。」

APEC、ベトナムに協力のチャンス

2017年のAPECはベトナムにとって国土と人々をピーアールし、パートナーを模索する他、地域の大手企業と経営協力関係を結ぶチャンスとなっています。APEC首脳会議にはおよそ1000社の代表が参加する予定です。ベトナムのAPEC実業家コンサルティング協議会のホアン・バン・ズン会長は次のように明らかにしています。
 (テープ)

「2016年以来、ベトナムはAPEC加盟諸国をはじめ、各国と広範な協力関係を結んでいることにつれ、ベトナム企業は日増しに発展しています。ベトナムは2017年のAPECの諸活動を行う際に、新たな投資ブームを探り、中小企業が98%を占める国内企業の競争力や付加価値の向上を目指しています。」

2017年のAPECは投資貿易活動に転換点をつくり、APECを世界の成長を牽引する地域に発展させるでしょう。