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バッチャン焼き鑑賞のツボ    
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9 13 2013

バッチャン村で作られているのが、“バッチャン焼き”。かつて “安南焼(あんなんやき)”と呼んで日本の茶人が珍重した焼き物がルーツです。バッチャン焼きを代表する3種類。この中で茶人たちが特に愛した様式はどれでしょう?青い絵柄が特徴の、染付(そめつけ)。薄緑色で無地の器、セラドングリーン。そして、赤い絵柄の赤絵。

陶芸家のレー・ゴック・タインさんです。

「日本人が好きだったのは“染付(そめつけ)”です。トンボや菊や芋などの身近なものを、薄い青一色で描いた素朴さに、同じ東洋人として共感できたのではないでしょうか。」

おおらかな筆遣いで描かれた絵柄。かつての日本人はこの素朴さを愛(め)でたのです。

バッチャン焼き鑑賞のツボ、
「日本人が愛したおおらかな筆づかい」

タインさんは、昔ながらの方法で染付の器を作っています。染付はコバルトを含んだ顔料を用い、筆で文様を描きます。これに釉薬(ゆうやく)を掛けて焼くと藍(あい)色に変化するのです。

こちらが500年前の染付。日本では16世紀から17世紀にかけて「安南染付(あんなんそめつけ)」と呼び珍重しました。

よく見ると、にじみや細かいヒビが入っています。茶人たちはこの、にじみとヒビこそが魅力と考えたのです。

日本人が安南染付と出会ったのは、桃山時代の朱印船貿易がきっかけ。こちらはベトナムから渡って来た染付の名品です。このにじみやヒビは、もとは釉薬の調合の不具合で生まれたものでした。

染付に詳しい町田市立博物館の矢島律子さんです。

「あまり整いすぎているのは面白くないというのが日本人の独特の美意識です。その国の風土から生まれたものの特色を見つけ出すのがうまいですよね。相手の文化にシンパシーを持つのが上手いっていうのでしょうか。」

バッチャンでは、かつてと同じようなヒビやにじみを再現する試みが始まっています。

窯から出して冷ます時、涼やかな音色と共にヒビが入ります。 かつて日本から来た商人たちも耳を澄ませたのでしょうか。 バッチャン焼きを手に取った時には、茶人たちが愛したにじみとヒビを味わってみてはいかがですか?

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